「初めての実習だけど、何をもっていけばいいの?」
私も学生時代、初日の前夜に焦りながら荷造りしました。
学校から指定されている持ち物(ユニフォームやナースシューズ、学生証など)のほかに、ぜひ持って行ってもらいたいものを紹介していきます。
この記事を読んで、実習への不安が少しでも軽くなるように、「これがあって助かった」「これ忘れて後悔した」など、実体験も交えてお伝えしますね😊
必須!絶対に必要なもの8選
ポケットサイズのメモ帳
実習先の看護師さんからの指導をメモしたり、患者さんを観察した際にバイタルサイン値をメモしたりすることに使います。あまり小さいのもだと使いにづらいので、ポケットの入るギリギリの大きさがおすすめ。
また失くしてしまわないように、ユニフォームとメモ帳をつなげられる”伸びるクリップ”をつけておくと安心。100均にも売っていますよ。
メモ帳はリングタイプはNG。紙が剥がれて患者さんの情報漏洩に繋がりかねません。
3色ボールペンと予備のペン
ボールペンは2本以上もっていっておくのがおすすめ。私は実習先でボールペンを落としてしまい、実習先の看護師さんにお借りした経験があります。失くしたときの予備があると安心。
また、ペンのうち1本は3色ボールペンにしておくと、メモの内容が見やすくなります。例えば、通常のメモは黒、帰宅後に調べたい内容は青、患者さんのバイタルサイン値や観察項目で異常があった際は赤、など自分でルールを決めておくと見返した時に大切な部分が一目で分かります。
ナースウォッチ
実習先では頻繁に手を洗うので、腕時計ではなくナースウォッチやクリップ型の時計が使いやすいです。
実習記録サイズのバインダー
実習先では、荷物を置いたり記録をしたりする部屋やスペースを用意していただいていることが多いかと思いますが、カンファレンスや患者さんへの病状説明等で、退室しなければならない可能性も。ナースステーションで立ちながら記録する可能性もあるため、バインダーがあるとどこでも記録を書くことができます。
学生時代、実習先の病棟で使わせていただける部屋がなく、ナースステーションの隅っこで立って記録をしていたことがあります。
ポケットサイズの手指消毒
患者さんへの処置の前後、自分がトイレに行った後など、手指消毒が必要な場面はたくさんあります。自分用の消毒があると安心。
聴診器
聴診器は実習先で用意されていることが多いですが、使い慣れていないものだと聴診しづらいです。ただでさえ実習指導者の前で緊張しているので、普段から使い慣れている聴診器の方が実力が発揮できます。
バイタルサインや血液検査の正常値早見表
自分でまとめたものでも、既成のものでも、見やすい表をポケットに入れておくと安心。患者さんのカルテを見ながらその場でアセスメントすることができます。
歯磨きセット
昼食後に使用する歯磨きセット。私は実習先に持って行くのを忘れたことがあり、においが気になり午後からの実習に身が入らなかった記憶があります💦
あると安心!便利アイテム
エネルギーチャージできるお菓子や飲み物
チョコレートやキャンディーなど、休憩時間にホット一息つける甘いものをもっていっておくのがおすすめ。私は好きなコーヒーも持って行って、昼食を食べた後にコーヒーとお菓子で午後からのエネルギーをチャージしていました。
予備のヘアゴム
髪の長い学生さんは髪を束ねてお団子ヘアにするかと思います。途中でゴムが切れてしまった、なんてことも。予備があれば安心です。
ホットカイロ(冬場のみ)
服に貼るタイプじゃなくて、ポケットタイプがおすすめ。病院の中は基本的に半袖で過ごせるくらいの温度設定になっているので、休憩中や、実習先への行き帰りに役立ちます!
参考書
実習中はわからないことだらけ・・・。看護ケアの合間や休憩中に調べられるように参考書を持参すると役立ちます。参考書はかさばるので、実習メンバーと協力して重ならないように複数冊持参するといいですよ。あるならば、看護の電子辞書、学校によっては教科書や参考書が入ったタブレットが支給されると思うので、持参してくださいね。
まとめ&ひとこと
「初日はとにかく緊張で頭がいっぱい」
いつもと違う環境で、実習指導者さんに見られていて、看護の対象は実際の患者さん。
だからこそ、普段使い慣れているグッズが大切。
自分の聴診器、自分の筆記用具、自分のバインダー。いつも使っている物はどこか安心感があります。実習までに持ち物の確認をしてみてくださいね。
毎日勉強していること、技術練習していること、実際の現場で皆さんの力が発揮できますように。頑張っている看護学生の皆さんを陰ながら応援させてください🌸
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